iPhone/iPad用のBluetoothリモコン「iRemote Shutter」レビュー。音楽や動画、カメラシャッターをリモートできます。
今回はiPhone/iPad用のBluetoothリモコン「iRemote Shutter」のレビューです。仕事がやっと落ち着いたので、溜まりに溜まっている製品レビューを余裕がある内に更新していきます。
HIDプロファイルで接続するiPhone/iPod touch/iPad用リモコン。
A2DPではなく、HIDプロファイル(キーボード)としてペアリングする「iRemote Shutter」。対応はiOS5.0以上がインストールされているiPhone 3GS/4/4S、iPad/2/New iPad、iPod touch。一見、Bluetoothヘッドセットにも見えますが、この製品は「HIDで通信するリモコン」であるというところが最大の魅力です。
ポータブルアンプを使用している人やイヤホンジャック直挿し派の人は、早送りなどの再生コントロールに悩んでいることかと思います。悩んでいるからといってA2DPのクソ音質には踏み出せない…。しかし、このリモコンがあればポケットやカバンに入れたままiPhoneを操作でき、音楽もいつものヘッドホンから出力できます。車の中でも役立ちますね。HIDプロファイルの恩恵です。
その他、カメラシャッター機能なども付いています。ホームボタン長押しでSiriを呼び出せたりもします、使いませんが!
公式サイトによると、バッテリー寿命は約6ヶ月(※1日にボタン操作を200回行った際の目安)。充電式ではなく、ボタン電池(CR2025)採用というところがネックになりましたが、約6ヶ月持つならいいかと思い購入してみました。その他のBluetooth製品同様、一定時間使用しない場合はスリープ機能が働きます。再接続に数秒時間がかかりますが、バッテリー問題を考えると当然の仕様ですね。
重量が約30gと実際持ってみても軽く、中身のスカスカなプラスチックを持っているような感覚です。
カメラのシャッターリモコンとして。
まだ機会がなく、実用には至っていませんがカメラのリモコンシャッター機能は記念撮影や高い位置などからの撮影に便利です。先日購入した上の画像の「grip&tripod」と組み合わせればかなり高い位置からの撮影が可能になります。(タイマー使えばいいという話もありますが、自分のタイミングで撮影したいので。)
シャッター機能はカメラ系アプリが立ち上がっている時のみ使用できます。
【詳細】iPhoneでハンディビデオ撮影のクオリティを上げたい時に役立つアイテム「Glif Plus」と「grip&tripod」を買ってみた。 | MacWin Ver.1.0
MacやAndroidでも一部のボタンを使用可能。
MacとペアリングすればiTunesやQuickTimeなどの再生コントロールを行えます。赤外線通信のApple Remoteを使用していて、いちいちMacへリモコンを向けるのが嫌だなと感じている人には需要があるかもしれません。Macでは、再生/一時停止/頭送り・戻し/早送り・巻き戻し/ミュート/ボリュームUP・DOWNのコントロールを行うことができます。カメラのシャッター機能やホームボタンは使えません。
Androidでは、再生/一時停止/頭送り・戻し/ボリュームUP・DOWN/ホームボタンが使えました。ただしこのリモコンはキーボードとして認識するので、Androidとの通信中はソフトウェアキーボードが出現しないので文字を打つことができなくなります。キーボードを出現させるには、一旦リモコンの電源を落とさないといけません。ということで、Androidでは使わない方がいいと思います。
動画「iRemote Shutter」を使用している様子。
最後になりましたが実際に使っているところを収録した動画です。このリモコンのおかげでポタアン生活が捗ります。(関係ありませんがiPadで動画撮影してみましたが、結構綺麗に撮れるもんですね…。)
今回紹介した商品はこちら。
【購入先】センチュリー Bluetooth接続マルチメディアリモコン iRemote Shutter ブラック CIA-BTMR-BK
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